抗議行動草莽全国地方議員の会
2009年12月22日
12.21 天皇陛下ご会見の政治利用に抗議する緊急国民行動
国賊、小沢一郎を絶対許さないぞ!
厳寒の中300人超が駆けつけ抗議!
小沢一郎民主党幹事長の天皇陛下政治利用に反発する声が全国的に拡がっている中で、21日、二つの大きな抗議行動が相次いで開かれました。一つは日本会議などが主催して憲政記念館で開かれた「天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会」(午後二時から午後四時)、そして議員会館前で実施された「12.21
はじめて見た」という議員関係者の話も聞こえました。
その日本会議の模様を伝える産経新聞のニュースと決議文は下段に掲載しました。私が議員会館前に到着したのは、ちょうど土屋たかゆき議員がスピーチの〆に入ったタイミングでした。平日の抗議行動なので参加者を心配していたのですが、現場に到着してみると予想以上の人・日章旗に感激。この時点で公安関係者に聞いてみると既に280人を超えているとのことで、その後も続々と駆けつける人が続いたため、300人を大きく超えたことは間違いありません。
しかし、小沢一郎の天皇陛下の政治利用は国民の怒りに火を付けたのは間違いなく、昨日もさすがに「国事行為」との認識は訂正したようですが、相変わらず傲慢な憎まれ口を叩いています。その怒りの度合いは登壇者のスピーチ、参加者のシュプレヒコールで大体判るのですが、いよいよ抗議のテンションが高まって「戦闘モード」という感じになってきました。(そろそろ旭日旗、Z旗も増やした方が良いかもですよ)。
この写真はかなりぶれてますが雰囲気が判りますでしょうか?
いまや、土屋たかゆき議員は、打倒小沢一郎、倒閣民主党政権を議員の側からリードするシンボル的な存在感を示しており、「私が先頭に立ちます!皆さん頑張りましょう!」と挨拶すると大きな歓声と拍手が起きていました。議員は参加者の一人一人に声を掛け握手をしてましたが、それに感激する参加者も多く、「人の心を掴むのが上手い人」という印象を受けました。
その後も主催者団体である草莽全国地方議員の会のメンバーが次々と登壇、激しい口調で小沢一郎による天皇陛下の政治利用、媚中反日政策を糾弾、何回もシュプレヒコールを懲り返しました。このあと、さらに民主党本部前で抗議街宣を継続することを決め、ほとんどの参加者が大移動。
いつも元気にスピーチして下さる地方議員の皆さんとシュプレヒコール担当の三輪和雄氏
ここでは小沢一郎が韓国の国民大学で講演した「韓国の征服者が日本に渡って政権を樹立、それが初代神武天皇だ」という嘘っぱちの騎馬民族征服説の部分を音声テープで流すなど、日本の皇室の伝統そのものを否定する国賊として激しく糾弾しました。
最後に全員で「君が代」を斉唱、聖寿万歳を三唱して抗議行動を終えたのが午後七時半頃でした。参加者の皆さん、警備の警察官、公安関係の皆さん、本当にご苦労さまでした。特に民主党本部前は風が冷たく応えましたね。でも、だんだん現政権を追いつめていく手応えを感じるようになり、これだけの多くの人が真剣に声を上げている限り、そうやすやすと日本解体を許してたまるか!という気分になってきました。
相当暗くなっての民主党本部前の抗議街宣の様子。
普通のカメラの限界を超え見にくいですがご容赦。
政府と民主を糾弾! 特例会見問題で日本会議
天皇陛下ご会見の政治利用を糾弾する緊急国民集会(12月21日、東京都千代田区) 日本会議(会長・三好達元最高裁長官)と超党派の保守系議員でつくる日本会議国会議員懇談会(会長・平沼赳夫元経済産業相)は21日、東京・永田町の憲政記念館で集会を開き、天皇陛下と習近平中国国家副主席との特例会見に対する政府・民主党の責任追及と、陛下訪韓計画に反対する決議をまとめた。
決議は特例会見について、政府に政治利用への責任と反省がまったくないと批判。小沢一郎民主党幹事長が「陛下の行為は国民が選んだ内閣の助言と承認で行われる」と発言したことも「不遜(ふそん)きわまる発言」と非難した。
(日本会議のHPによると参加者は千人と多いに盛り上がったようです)
画像は日本会議のHPから、挨拶する平沼赳夫会長
天皇陛下ご会見の「政治利用」を糾弾する緊急国民集会決議
天皇陛下には、さる十二月十五日、中国の習近平国家副主席とご会見になった。陛下のご高齢とご多忙などを配慮して守られてきた「一ヵ月ルール」を政府・民主党が蹂躙して実現した異例の会見である。
今回の会見について政府は「一ヵ月ルール」を理由に一度、正式に断っている。ところが中国側は「ルール違反」を認めながらもこれに納得せず、「会見が実現するかどうかの一点に習副主席訪日の成否はかかっている」として、あからさまにルールを無視する理不尽な要求を繰り返した。政府はこれに屈し、「日中関係は政治的に重要である」とする、まさしく政治的な理由から特例を認めてしまったのである。
いうまでもなく、政府は、こうした他国による「政治利用」から天皇陛下をお守りしなければならない立場にある。にもかかわらず、中国側の意に副って再三にわたり宮内庁に対して圧力をかけた政府の行動は、国であれ人であれ、公平無私、常に分け隔てなく接してこられた天皇陛下の国際親善の原則を根底から損うものであり、国民世論の反発を招くのも当然だと言わねばならない。
ところが、日ごとに高まる批判に対して鳩山首相は「国民挙げて、将来のリーダーになれる可能性の高い方を、もっと喜びの中でお迎えすべきだ」とうそぶいた。驚くべきことに、他国による陛下の「政治利用」を政治的な理由から承認してしまった政府も、また、陛下を「政治利用」したことにほかならないことへの責任と反省は、全く見られないのである。
民主党の小沢幹事長にいたっては、「天皇陛下の(国事)行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだ」と揚言した。しかし、このような憲法解釈は全くの誤りだというほかない。外国要人とのご会見は国事行為ではなく、象徴としての公的行為である。そして、陛下の公的行為は、内閣の「助言と承認」によってなされるものではない。あたかも内閣が陛下に命令することができるかのごとき不遜きわまる小沢発言を断じて容認することはできない。
さらに、小沢幹事長は十二月十一日、外遊先の韓国においても「ご訪韓は時期尚早」という宮内庁の意向を無視して、「韓国の皆さんが受け入れ、歓迎してくださるなら結構なことだ」と、ご訪韓を快諾するかのような発言を行った。一介の政党幹事長に天皇陛下の外国ご訪問を云々する権限などあるはずもなく、甚だしい越権行為である。
ここに、政府・民主党による陛下の「政治利用」を断乎糾弾し、その責任を厳しく追及するとともに、近い将来その計画が具体化される危険のある天皇陛下のご訪韓計画に強く反対するものである。右、決議する。
平成二十一年十二月二十一日