村山談話

2009年01月27日

大盛況!、田母神俊雄・西村慎吾講演会

日本国民が打倒すべき正体が明らかに
村山談話を信奉する今の政治そのもの


 西村塾主催による田母神俊雄・西村慎吾講演会が26日午後七時から永田町の憲政記念館で開催され、田母神俊雄氏は「歴史は勝者によって作られているが、調べれば調べるほど日本は素晴らしい国です。いまこそ日本の歴史を取り戻しましょう」などと語り、会場から盛大な拍手を集めていました。

 

知れば知るほど日本は良い国だと語った田母神閣下

 

 告知では開場が18時30分ということでしたので私は18時20分に到着したのですが、既に座席の70%が埋まっている状態で一瞬焦りました。最終的には定員500人のホールなのに、600人を超える人が両サイドや奥の通路に二重で立ち見するなど、改めて田母神閣下の人気の凄さが伺われました。

 

 講演会は最初に全員起立して「君が代」の国家斉唱がありました。もちろん壇上には中央に「日の丸」の日本の国旗。民主党の党大会では、日の丸もなかったそうで、好対照ですね。感激したのは、出席者全員が見事に堂々と君が代を大きな声で歌いきっていたことです。私の記憶ではこれまでで恐らく一番、何か出席者全員の気迫のようなものを感じさせました。

 

村山談話を信奉する政治こそ打破をと語った西村真吾氏

 

 最初に西村慎吾代議士が要旨、次のように挨拶しました。「田母神閣下の論文が発表されて明らかになった事が一つあります。即ち与野党が総体として村山富市談話を信奉しているということは、戦後体制にどっぷり浸かって、敗戦者利権から一歩も出ようとしない。この体制が、我が国を亡国に導くとするならば、我々日本国民が打倒すべき相手とは、田母神閣下を非難する与野党総体としての今の日本の政治そのものであります!」。

 

 気合いが入ってましたね~、ここで場内割れんばかりの拍手があり、まるで決起集会の様相を呈してました。これまで聞いた西村演説の中でも間違いなくトップクラス、檄を飛ばすという表現がふさわしい内容でした。

 

 続いて登壇した田母神閣下は、落ち着いた表情でたんたんと、いつものように軽いジョークを連発しながら会場を笑わせ、しかし締めるところは締めるといった内容でした。「最近、私は左がかった人はすぐ判るようになりました。大体、体が左に傾いているんですね」(場内爆笑)と言う具合です。

 

 論文にも出てきますが、「日本は明治維新以降、九つの帝国大学をつくりました。朝鮮の京城帝国大学は六番目、台湾の台北帝国大学は七番目、これは大阪や名古屋よりも早かったのです。また、日本は陸軍士官学校に朝鮮人も中国人に入れて将校に昇進した人までいる。さらに宮家や華族が嫁がれたケースもある。これをイギリスが支配したインドの例と比較しても、私達が教えられてきた歴史とは全く正反対、調べれば調べるほど日本は素晴らしい国だったのです」と強調、侵略国家とはぬれぎぬであると語っていました。

 

犬伏議員も加わり三人でパネルディスカッション

 

 このあと、塾生の犬伏大田区議会議員の司会でパネルディスカッションに入りました。犬伏議員は村山談話に関して、長妻昭議員と鈴木宗男議員に質問趣意書に関する政府答弁を紹介し、「国策を誤り」については「具体的に断定することは適当でない」、「侵略の定義」についても「確立した定義はなく答えるのは困難」という現状を紹介。西村議員に談話の破棄は出来ないのかと聞くと、議員は「やろうと思えばすぐに出来る」と言い切っていました。

 

 時間が一時間半と限られていましたが、もっと続けて欲しいと感じられるほど中身の濃い講演会でした。また西村幸祐氏、村田春樹氏、伊藤玲子さんなど、お馴染みの保守派の論客も多数参加していました。久方ぶりに「良い気分」で帰宅し、おいしいビールとウイスキーを頂きました。とりあえずはご報告まで。


エントリーPDF: http://hanausagifan.web.fc2.com/20090127.pdf

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