福島瑞穂7、綿貫民輔7、平沼赳夫1、という結果でした。
麻生太郎首相誕生! おめでとうございます
四度目の正直ですね。麻生首相にはどうどうと国の主権、国益を語ってほしいと思います。「不易流行」という言葉があります。日本国が存続する限り、変えてはいけないものが「日本国の主権」の確立であり「国益」の追求です。
逆に変わらなくてはいけないものとは、時代・環境の変化に対応したその時々の政策です。経済政策などはその最たるもので、アメリカの金融経済が破綻して五大証券が事実ギブアップという異常事態に陥っています。世界的に不況の足音が高まっています。
今後、私は麻生政権を応援していきますが、最初に一回だけ苦言を言わせて下さい。麻生さん、何故、拉致問題担当相だった中山恭子さんを外したのでしょうか。「いや~旦那の中山成彬さんを国土交通大臣にしたので、夫婦で大臣というのも前例がないしなあ~」。
いや、前例とかの話ではありません。拉致被害者家族にとって、中山恭子さんは唯一の頼れる政府とのパイプだったのですよ。おまけに官房長官で拉致担当の河村建夫氏は過去に民団の集会にも出て外国人参政権付与に賛成した男ですよ?。早速政治資金でボロを出してますが、大丈夫なんでしょうか?。
さて、最初の首相指名選挙結果で、平沼赳夫氏に一票入ってますね。本人が入れるかな?、ひょっとしたらと思って見たら、やっぱり西村眞悟氏でした。
西村眞悟氏 改革クラブ入り!
さて、昨日九月二十四日のことに戻る。
私は、午前八時からの「朝の会」において一時間半ばかり国政報告をした。この会は長年在京の有志・同志と続けているもので、期せずして福田内閣総辞職、麻生内閣誕生の日の朝に開かれることになった。
この会において、私は、「第三局としての保守系新党ができる99パーセントまできている。しかし、残りの1パーセントが6割以上の溝だ」と述べた。
午前十時四十分頃、私は拉致議連の平沼赳夫会長に会ってしばらく話し込んだ。そして、部屋を辞するとき、午後一時からの首班指名において「平沼赳夫」と記載することを伝えた。
私は、党派にとらわれないインディペンデンスつまり無所属であるので、拉致議連幹事長として拉致議連会長を首班に指名するのが最良だと考えた。
何故なら、拉致被害者救出は国家の重大課題であり、与野党共に党内に対北朝鮮宥和派や利権派を抱えていて、この課題を真っ正面に掲げる既成政党が我が国に無い以上、一人一党の気概を以て拉致議連会長を首班に推すのが議会人の心意気だと思ったからである。
午後一時からの、衆参での首班指名が終わってから、私は、参議院において四名で「改革クラブ」(代表、渡辺秀央参議院議員)という会派を組んでいる同志と会って、同クラブに衆議院から合流することを決めた。志が同じであり、党として拉致被害者救出を真っ正面に取り上げることができるからである。これで、「改革クラブ」は現職議員五名が揃って政党要件を満たし議員五名の政党が誕生することになった。
参加議員は、参議院から、渡辺秀央議員、大江康弘議員、荒井広幸議員、松下新平議員。そして衆議院から私西村眞悟である。
以上が二十四日の報告である。
意外に思われるかも知れないが、実は、現下のこんがらがった政治状況において、始めて国家的課題を正面から提示することができる政党が生まれると自負している。
諸兄姉のご参加とご支持を切にお願いします。
この二年ばかり、静に政界を観察したが、自民も民主も、ともに国家戦略においても国防においても党内ばらばらで一致できず、国家的課題を党として国民に提示できない。
厳しい世界情勢の中で、このようなものは実は「政党」ではなく「徒党」だった。
(西村眞悟の時事通信9月25日から)